飲食店人材採用ノウハウ(アルバイト編)その1
飲食店の方へ①いい立地②いい商品③いい人材が欲しい企業は沢山いるかと思います。業態によっては特に「人材」は社員どころかアルバイト採用でさえ苦労されている方もいるのではないでしょうか?
私は今まで飲食店オーナー様から契約前に「従業員が辞めたいので、出店は辞退させていただきます」と幾度かこの様なお悩みを持った飲食店オーナー様を見てきました。
人材コンサルティング会社の方にお願いし、人材に悩んでいる経営者向けにブログを書いて頂く事になりまた。
以下、ブログとなります。
今回はこのブログを書くにあたり、自己紹介と略歴をまずはお読みください。
略歴:
飲食特化の人材サービス(人材紹介・求人広告)にて営業・コーディネーター業務
人材派遣会社にて営業・コーディネーター業務
飲食店販促サイトの新規・既存提案営業
現在31歳。
飲食店と人材に関する業務を約9年間に渡り経験してきました。
現在は飲食店のコンサル会社にて取引先店舗様の応募・面接対応、店舗OJTを行っております。
最初に「採用がゴール」ではありません。
ゴールは「定着・戦力化」です。
アルバイト採用をする際に最も重要とする点は「定着・戦力化」です。
多くの飲食店の方は、「応募がない」「面接のブッチ」が多い等を仰っておりますが、
ゴールをイメージしてください。
勿論、応募が多い方が良いです。面接数が多い方が良いです。
スタッフを選べる事は幸せですがどのお店も何十件も応募がないです。
例外として新規オープンのお店はある程度の応募は期待できます。
このブログを見ていただいている方は既存店の採用にお困りの飲食関係者さんがほとんどだと思います。
「応募を増やし」、「定着・戦力化」をいかに早期化する方法を書いていきます。
勿論、取り急ぎの人材確保(短期)もあると思います。
取り急ぎの人材確保に関しては別で
1、 採用方法
アルバイト採用の方法は様々な方法があります。
基本的なことですが採用方法は以下の5つがあります。
① 紹介(アルバイト・友人・知人) 理想1
② お客さんからアルバイトへ 理想2
③ 店内・店外ポスター 理想3
④ 自店SNSでの求人告知 理想4
⑤ 求人サイトからの応募 現実
お気づきだと思いますが
① ~④は無料。④は一部有料な場合があります。
ひとつひとつの成果を出すポイントをお伝えします。
まず、①紹介(バイト・友人・知人)は身分も割れており何かあっても最悪なんとか連絡が取れるし、一番安心出来る採用方法。
ただ紹介をしてもらうには紹介者がお店に満足していないと紹介が生まれません。
「紹介制度1名●万円」を紹介者に支払うなどありますが、結局のところ紹介者が満足してないと紹介は生まれません。
アルバイトさん特に学生バイトさんは
一昔前とは違い、給与や時給ではなく、働く時間帯を大切にする人が増えています。
要はシフトの融通ですね。
※アルバイトの選びのポイント リクルート調べ
https://www.froma.com/contents/knowhow/b_search/college_search/14137/
シフトの融通だけを聞いてあげるだけで満足度が上がるわけではないです。
友人・知人に自慢出来るお店作りが必要です。
② お客様からアルバイトさんへ
こちらも理想の採用方法だと思います。
実際、店舗に「来て・見て・食べて」ここで働きたいと身銭を切っている方に関しては、紹介や求人からの応募者よりかなり就業意欲が高いと取れます。
ですが、その反面お客様を失ってしますリスクがあります。
怖いのは働いてみて「思っていたお店と違う」「こんなハズじゃなかった」等の理由で早期退職が多いです。
こちらに関してはどうしようもないのですが、採用後にしっかり定期的なフォローをしてあげる事が重要です。
お客様からアルバイトさんになった人がさらに「新規のお客様を連れてくる」「バイトの紹介をしてくれる」ことが多いと感じます。
アルバイトさんが新規のお客様を呼んでくれる事は「責任者・店長」は最高に嬉しい事ではないでしょうか??
友達や友人・家族をお店に連れて来てくれた際は、
どんなに忙しい時でも、
とびっきりの笑顔でアルバイトさんが連れて来てくれた方の前で沢山褒めて上げて下さい。
※可能なら何か一品・ワンドリンクでもサービスをして上げて下さい。
必ず次に繋がります。
スタッフが楽しいそうなお店だから働いた。
友人に自慢したくなるお店だから働いている。
そんなお店に友達も食べに来て欲しい。
一朝一夕では理想のお店は出来ません。
また定期的にお客様とコミュニケーションを取っていないとアルバイトになることはありません。
しっかりお客様とコミュニケーションを取り募集をしている事をお客様にアピールしてください。
書きたい内容は沢山ありますが、割愛させて頂きます。